坂って美味しいの(・・?

ロードバイク関連の日々を記していきます

魂の走りを見たTOJいなべステージ!

5/22は待ちに待ったTOJいなべステージ(^o^)

天気が良いので

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今回は自走で観戦に向かいました♪

(昨年・一昨年はたて輪からトランポし、現地ではバイク移動)

余裕をもって5時に138タワー付近からスタート

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同行して下さったのはIKEさん、JimmyBさん、初めましてのSさん、そしてたて輪スタッフSさんです

木曽川CRと木曽川堤防道路を南下し、東海大橋を渡って二之瀬峠を越える最短?ルートで走りました

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この日の二之瀬峠は同じ目的の人が沢山みえましたが、山神・森本選手もビューンと二之瀬を越えて会場に向かっていました

(会場にはゴキソのブースがあります)

二之瀬峠を下って道なりに進むと、選手の出走サイン&待機場所である、阿下喜温泉の駐車場に着きます

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今年はメリダパートナーショップであるたて輪の恩恵を最大限に受けて

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こんな水戸黄門の印籠のようなゲストパスを授かりました(^o^)

相変わらず選手やバイクが間近で見られる素晴らしい場所です♪

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(出場チームのバイク中、1番高価なDE ROSAのプロトス)

2004年のジロ・デ・イタリア覇者、ダミアーノ・クネゴ選手は和製悪魔オジサンとツーショット(^_^;)

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バスがやってきて

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新城幸也選手ら、バーレーンメリダの選手たちが登場♪

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新城選手は着いてすぐ、ファンとの撮影やサインを始めていました

その後ゲストパスでチームピットに入れてもらいます

バーレーンメリダの絶対的エース、ヴィンチェンツォ・ニバリ選手の山岳アシストを長年している、非常に明るいヴァレリオ・アニョーリ選手が、彼の方から撮影を持ちかけてくれました(^^)

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全体で写真を撮ってもらった後には、新城選手とツーショット\(^o^)/

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今年もファンとの交流は時間いっぱいされていましたが、どちらかといえばリラックスしていた怪我明けの一昨年と違い、ピリピリとした感じが伝わってきました…

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いただいたサインは

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左が新城幸也選手、右が前日の京都ステージで勝った宇都宮ブリッツェンの雨澤毅明選手です

新城選手からは一昨年にも背中にいただいています(^_^;)

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ちなみに全体で撮った写真は、シクロワイアードのレース記事内で思いっきり使われていました(^o^)

https://www.cyclowired.jp/news/node/264946

9:20にすぐ近くの三岐鉄道阿下喜駅からスタート♪

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スタートを見届けた後は、自走でメイン会場の梅林公園に向かいます

しかし…スタートして間もなく、新城選手落車の一報!!

移動途中で選手が来ました

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この後、メイン集団後方で顔面血だらけの新城選手を発見しました((((;゚Д゚))))

この時点では全く状況を把握していませんでしたが、後で聞いたら直線路で落車に巻き込まれたとのこと!心配です…

レースコースから今年は楽にメイン会場に入れました

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(歩いている途中で見られました)

メイン会場に着いて

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まずは山岳ポイント、通称「イナベルグ」に向かいます

(海外レースに出てくる◯◯ベルグベルグはドイツ語で山の意味で、栗村修さんがいなべステージの激坂をこう命名しました)

逃げはチーム右京の小石祐馬選手と愛三のダミアン・モニエ選手

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(小石選手は、このレース後山岳賞ジャージを獲得しました)

メイン集団は怪我をしている新城選手が引いています!

https://youtu.be/cX-NGCGHNr8

選手通過後、さらに上の山岳賞ポイント(KOM)に向かう途中では、自身でロードレースに関するサイトをやられていて

http://cycleroadrace.net/

最近ではサイクリストでライターもされている

https://cyclist.sanspo.com/400827

「あきさねゆう」さんにお会いすることができました(^^)

サイトでコメントを通して交流がありましたが、お会いするのはもちろん初めて!

緻密なレース分析と考察が素晴らしい方です

以前からこのいなべステージの良さをお伝えして、今回観戦に来ていただけました

次は自分が関東(ジャパンカップやさいたまクリテリウム)に行かなきゃ(笑)

次の周回の山岳でも

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新城選手の鬼引きが続いています(*_*)

レース中にはバイクだったりチームカーも沢山走っていきますが、ノリが良い人たちが結構います

特にこのMAVICバイクの人は

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毎回手を振り返してくれます(^^)

他には海外チーム(どこか分からない…)のチームカードライバーは、通過の度にクラクションを鳴らして笑顔で手を挙げながら駆け抜けていました(^_^;)

観戦場所をメイン会場内に移す途中、ゴール地点からの下りでも新城選手がメイン集団先頭!

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メイン会場で募金をするといただける美味しい豚汁を食べ

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ゴール前上りストレート(残り150m付近)に陣取りました

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ここでもまだ新城選手の魂の鬼引きが続いています!!

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この日の展開からバーレーンメリダのエースはグレガ・ボレ…もしかしたらレース前は新城選手自身が狙っていたのかもしれませんが、完全にアシストモードにシフトして鬼気迫る走りです!!

そしていよいよゴール!

 https://youtu.be/SEOWvd1FwGg

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ゴール前150m付近で見る限り、完全にマルコ・カノラ選手のいなべステージ2連覇と思っていました!…が、残り100mを過ぎてからの平坦で、グレガ・ボレ選手が見事に差して優勝\(^o^)/

上りスプリントが得意なカノラは昨年同様、斜路からのロングスプリントでした

 https://youtu.be/aeGCs3ui4mA

(昨年のゴール前)

しかし平坦に強いスプリンター系パンチャーのボレは、しっかりとカノラをマークして得意な平坦で仕留めました!

その約3分後に新城選手ら、バーレーンメリダの選手がゴールへ

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よく見ると新城選手(右から2番目)はカメラ目線!

アシストへの気持ちの切り替え、それを体現できる強靭な精神力と身体…怪我を負いながらのこの日の激走は、本当に感動しました(T_T)

興奮冷めやらぬまま表彰式へ

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個人総合時間賞(グリーンジャージ)をキープし、ポイント賞(ブルージャージ)も獲得したボレですが、インタビューでは「この勝利は新城選手らチームメイトのおかげ。新城選手は怪我を負ってからもチームのためにとても良く働いてくれた。この勝利は新城選手に捧げる。」

と、新城選手の強烈な魂の鬼引きに応える結果を出し、アシストの献身的な働きにチームメイトが応えて結果を出すという、ロードレースの様式美を目の当たりにしました!

そしてこの日の新城選手の熱い走りは、キャリアの中でも印象に残るものとなるはずなので、実際に間近で見られてロードレースファン冥利に尽きる1日でした

終了後はイナベルグを実際に上って帰ります

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というか、嫌でもここを通らないと最短距離で帰られません(笑)

イナベルグは900m・平均斜度は9%で最大斜度17%の区間です

写真の場所はまだ序の口、この先はさらに斜度が上がるコンクリート舗装区間となります(*_*)

二之瀬峠のようにアウター縛りなんてアホなことはできません(^_^;)

選手はここを8回も通ります!

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イナベルグを越えて下りを経て、裏二之瀬峠を上って岐阜県側に行きます

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(実は裏二之瀬経由で戻るのは初めてでした)

堤防道路などを走って濃尾大橋で、JimmyBさん、たて輪スタッフSさんとお別れしました

そして尾西でSさんとお別れして、自分とIKEさんはたて輪へ

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ゲストパスのお礼とレース報告、雨予報ですが行く気マンマンだった翌日の美濃ステージの打ち合わせをしました

しかし…5/23は夕方前に予定が入ってしまい、泣く泣く観戦DNSとなりました(T_T)

そしてレース後の診断で左目上下の裂傷、上唇の裂傷、左肩肩峰骨折(微細なヒビ)が判明した新城選手も、チームドクターからのストップがかかって美濃ステージDNSとなりました(*_*)

バイシクルクラブの新城選手のコラムを読むと、今年のTOJはかなり重要なレースと位置づけていたようなので、さぞ無念だったことでしょう…

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さらに落車の原因は、他選手の無茶な動きでハンドルが当たったことだそうで、苦言も呈していました

https://www.cyclowired.jp/news/node/265062

その雨の中の美濃ステージは、例年通り集団スプリントとなって、イスラエルサイクリングアカデミーのミッヘル・ライム選手が優勝、マルコ・カノラ選手が6位、グレガ・ボレ選手が7位という結果でした

 

いなべステージは3年連続の観戦となりましたが、観客の動線などが年々改善されています

今年はサイクルラックも増え、行く度に快適に観戦できると感じました(^^)

メイン会場は広くて観戦しやすく、そのメイン会場から山岳ポイントまで徒歩で行けるので、選手の速さと激坂を上る凄さを同時に堪能できます

宇都宮のジャパンカップ並に良いコースだと思いますが、ジャパンカップと比べて遥かに観客数が少ないのがまた良いところです(笑)

 本当にお勧めのレースイベントなので、近郊の方はぜひ来年以降行ってみて下さい♪

 

走行距離…113.4km

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コースプロフィール風動画です

https://www.relive.cc/view/1588221995