インソールの効果
前回のライドは今年初となる200km以上のライドでしたが、元々コースが楽で慣れていたのを差し引いても、快調に走ることができました
その要因として大きいのは、オーバーホールと同時に導入したインソール
以前のブログでも触れましたが、自分が導入したインソールは「スーパーフィート」というものです
スーパーフィートは、TREK系のボントレガーから出ているインソールにも協力しています
inForm BioDynamic Cycling Insoles | Trek Bikes (JP)
以前からインソール自体には興味があり、特に某イベント時に軽く使ってから気になっていたのは「ソールスター」でした
Solestar 高機能インソール「Solestar(ソールスタ―)」トップページ - RGTエンタープライズ ホームページ
ソールスターのインソールは自転車のペダリングに特化したもので、以前からアンドレ・グライペルらが使用していることで有名ですし、最近(バーレーンメリダ移籍後)は新城幸也選手も使用しています
余談ですが…新城選手以外にも別府選手ら、上のチクリッシモ選手名鑑のシューズ(クリート)特集に出ていた選手のほとんどが、シマノの黄クリートのように遊びのあるタイプのクリートを使用していました
動かないのが好みっぽいスプリンター系の選手でも、昨年の欧州王者マッティオ・トレンティンが黄クリートを使っているのは少々意外でした…
そんな中、行きつけショップのたて輪にてスーパーフィートの取り扱いが始まったので、導入してみたという経緯になります
このスーパーフィートの特徴は、よく一般的なインソールの機能で挙げられる「アーチ(土踏まず)サポート」や「衝撃吸収」ではなく、かかと周り(後足部)をサポートし、特に内くるぶしの下の載距突起と呼ばれる骨をサポートして、アーチを正常な位置に保つこと
これにより過剰回内(オーバープロネーション)を防ぎ、各所の違和感の解消やパフォーマンスの向上に繋げるという考えです
(アーチを強くサポートするとかえって過剰回内になるとか…)
またこのインソールを使うことにより、足底の傾き(カント角)自体を矯正するシムが不要になる場合もあるそうです
実際に使用した感覚は…膝から下の脱力がより自然にできて、ペダルが踏みやすい!
特に自分の場合、歩行やペダリングにおいて右足の軌道が変で、ペダリング時には内寄りになってトップチューブに擦れたり、かつて腸脛靭帯炎になったのも右足でした
これがインソールの使用によって違和感が軽減し、重めのギアを踏む際も自然に脚を落としやすくなり、ペダリング自体が楽しい♪
個人的には回す意識のペダリングよりも、踏む意識のペダリングをする人との相性が良さそうに感じました
あと自ずとペダル荷重↑サドル荷重↓となることで、お尻へのダメージも減りました
インソールを床に置いて、その上に乗ってスクワットするだけでも明確な違いが感じられます
正直、今までの自転車関連の投資で断トツの費用対効果でした(^o^)
(ちなみにソールスターは10,800円〜となかなかお高く、スーパーフィートのカーボンは6,000円で自分が購入したブラックは4,800円です)
デメリットは、このインソールに慣れてしまうと普段の靴が違和感だらけなること(笑)
履いている靴全てに、スーパーフィートのインソールを導入したくなります(^_^;)
もう1つ、調子良く(気分良く)踏むことができるのでついつい踏み過ぎてしまい、前回のライドでは前半で意図的にペース(強度)を上げたこともあって、思いのほか脚が残らなかったという点でしょうか
(これに関しては慣れもあると思います)
通販の但し書きのように、あくまでも上記は全て個人の感想となり、効果には個人差があったり全く合わない場合もあると思いますが、ペダリングに違和感があったり痛みが発生する方は、これを試してみるのも1つの選択肢かもしれません
インソールの中では安価な上、スーパーフィートの場合、合わない場合は60日以内であれば交換・返金対応可能となっています
最後に…スーパーフィートは通販でも入手できますが、下記リンクのようにセッティングで重要な点があります
あなたのSUPERfeetは2mm小さく切っていますか? 正しいインソールの切り方編 | スーパーフィート - 驚異のインソール
そしてインソールの種類を選ぶ際、自分が履いているリンタマンは踵(ヒールカップ)が広めなので、カーボンよりブラックの方が良いとたて輪店長よりアドバイスをいただきました
(ブラックにはヒール部分に大きめのスタビライザーあり)
カーボンもブラックもインソールの厚さは薄めのタイプで、シューズ内がタイトめになるビンディングシューズに適しており、以前のインソールよりシューズのフィット感が増して快適になりました
インソールのカット・セッティングも店長がしてくださったので、できればたて輪のように講習を受けた方がいるショップで購入した方が良いと思います
【おまけ】
下記リンクの後半でフィッターの方がインソールの比較(考察)をしてみえるので参考までに…