ONE TEAM
10/20はクロワッサンさんご夫妻との大事なライドでした
今回も前夜が雨だったので、天気は良いものの風は強め!
ウェアは夏ウェアにアームカバー装着で、結局1日中装着してちょうど良く、むしろ夕方以降は寒いくらいでした
当日は4時前に起床しましたが、朝4時から東海テレビで自転車関連の番組が放送されており、なんだか幸先が良い感じ♪
これはオーストラリアのブリスベンからゴールドコーストまでのライドイベント(B2GC)で、坂少なめでイベント用に道路は開放されており、日本と同じ左側通行というのもあって走りやすそうなイベントでした
サイクリスト天国 ブリスベンからゴールドコーストへ! B2GC参加記|自転車雑誌サイクルスポーツがお届けする情報サイト|サイクルスポーツ.jp
米原駅西口へ集合
反射ベストの集団で分かるように、今回はブルベ(BRM1020米原200km 黄金の旅)へ初参加です(^^)
(参加申し込み開始日に定員が埋まった、人気ブルベでした)
クロワッサンさんご夫妻は、半年前の4月にブルベに参加されて完走済みですが
いくら200km・300kmを走っても何も貰えない自分を不憫に思われて、今回近郊で比較的難易度の低い200kmブルベに誘っていただきました(^o^)
ブルベ参加にあたって、装備が普段と大きく変わる事はありませんが、リアライトは車体に固定しなくてはならないので、今回はサドルバッグを外してその中身はウエストポーチ(バイシクルクラブの付録)で携行しました
自分のNITRO SLのシートステー断面は三角形に近い異形なので、リアライトをゴムバンドでシートステーに取り付けると容易に向きが変わり、知らぬ間に落下していたという過去があるので、写真のようにシートポスト固定をする必要があった次第です(-_-;)
他に違う点は必須の反射ベスト着たことと、サングラスのレンズをミラーレンズから、夜間走行を想定したブルーレンズに変更したくらいです
ブリーフィングの後
装備チェックを受けて7時にスタートしました
やはりスタート直後は集団となります
11kmほど走って早くも停止
ここは石田三成邸跡で、フォトコントロールとして愛車を入れてここの写真を撮ることが指定されていました
この後は山間に入ります
写真は下っていますが、その前はなかなかパンチのある上りで、高速道路脇の道は侮れません!
また日陰が多い場所だったので、前夜の雨の影響で若干ウェット路面でした
まだPC(チェックポイントの意味)ではありませんが、40km弱で最初のコンビニ休憩
その先、多賀大社前からR306を鞍掛峠方面へ進みます
(当然、鞍掛峠はルート外です 笑)
アップダウンを経て、静かな犬上川ダム沿いを走ります
そしてダムを過ぎた約52km地点にて、早くも8時スタートの参加者にパスされました…
この方は三船雅彦さんという元プロロード選手で、現役時代はツール・デ・フランドル(ロンド・ファン・フラーンデレン)を始めとした過酷なクラシックレースにも参戦した方で、現在は1200kmのPBP(パリ・ブレスト・パリ)もこなす、ブルベのスペシャリストでもあります
ラファのピンク色のベストを着ているイメージがあったので、黄色のベストを着ていたこの日は気づくのが遅れましたが、エディメルクスのバイクで判明しました
三船さんは約2時間で52km走っているので、グロスアベレージは約26km/h…それでもブログを拝見すると全開ではなかったようです(*_*)
米原200、焼肉のために走ったんじゃないからな! - 三船雅彦ブログ「MASSA'S EYE」
我々はマイペースに進むと
このルート名物?川が道路を横断する洗い越しです!
洗い越しを前にして楽しそうですが
実は流れが速めで深さもあり、「落車するかも…」というイメージを持ってしまってビビっています(笑)
なので無理をせず、端っこを押し歩きで通過しました(^_^;)
洗い越しをクリアすると、この日1番の上り区間でした
(ピーク付近の神社)
標高500m以上のピークから、斜度があって荒れ気味の道を一気に下り、約65km地点の「道の駅 奥永源寺渓流の里」へ
ここは以前、ダムカレーを求めて寄ったのにお店が臨時休業だったという、苦い思い出の場所(笑)
二之瀬峠〜永源寺ダム、そして国宝天守はしごライド(^_^;) - 坂って美味しいの(・・?
今回は通過チェックの場所で、指示どおりブルベカードに道の駅スタンプを押して、すぐに立ち去ります
R421を近江八幡方面に進み、途中でブルーメの丘方面に南下すると…
黄色いベストのTさん以外、これらはすべて案山子です!(;゚Д゚)
そういえば奥永源寺渓流の里にも超リアルな案山子があったはずなので、この辺りの名物なんでしょう(^_^;)
さらにブルーメの丘を通過し、R477に出ると
こんな素晴らしいコスモス畑と出会えました\(^o^)/
ここでは他の参加者も足を止めて撮影していました
コスモス畑を過ぎると、道はアップダウンの繰り返し
クロワッサンさんは序盤からマイペースで順調に上られており、上りで少し遅れたとしても普通に下りで追いつきます…
これってサガンの勝ちパターンですよね〜!
なので勝手に「レディサガン」と思っていました(^^)
もう少しで約101km地点のPC、青土(おおづち)ダムエコーバレーです
ここは参加案内に激坂注意とあったので、予めインナーに落として施設に入ると、本当に15%前後の激坂でした(笑)
こうしてPC1へ
ここでは「軽食」が500円で提供されるとあったので、事前申し込みをしていました…しかし提供される形態はBBQ!
しかもセルフサービスです(-_-;)
時間に余裕がある参加者は問題ないでしょうが、我々にはそこまでの余裕はなく、そもそも軽食というのはオニギリやパンのように手軽に食べられる食事であって、決してBBQは軽食とは言えません
後から調べると毎年こういう形態のようだったので、事前に調べていない「情弱」な自分らが悪いんでしょうね〜( ゚д゚)
結局クロワッサンさんがゲットして下さったチャーハンだけ食べて
他は持参の補給食で済ませました
↑の「ミルキー大福」はダイソーでたまたま見つけた物で、231kcalあって美味しい♪
全体の半分まで来ましたが、ここまでで全上りの7割は消化したので、後は楽なハズ(^_^;)
青土ダムを後にして、ルートは長閑な甲賀市に入りました
さすがは甲賀市、滋賀県が発祥とされている飛び出し坊やも、ここでは忍者です(笑)
次のPCはコンビニですが、まだ先なので別のコンビニで補給します
このフルパワーショット(赤)は、アラニン配合の持続性ゼリー飲料で最近のお気に入り
その後も長閑な道を進み
最後に少し上ってからは下り基調の大津信楽線で、楽に進めるものの車は多くて神経を使いました
大津信楽線が終わると、約142km地点のPC2へ到着
青土ダム以降は参加者間の距離が縮まり、なかなかの数の人です
ここでは特に食べたい物はなかったので、パックジュースだけ買って大切なレシートをゲットしました
この先は平坦基調ながらも風の影響が強くなります
旧東海道のルート上ではお祭りがあって、急遽ルート変更を余儀なくされました
この付近で一緒になったベテランっぽい参加者の方によると、以前参加したブルベではウルトラマラソンとコースが被ったこともあるとか(笑)
最後のPC3は、PC2から約25km先となる約167km地点のローソンで、ここからルートは琵琶湖の湖岸道路沿いになります
たんぱく質とコーラで最後の補給をし
いよいよラストスパート!
すると少し進んだ先の歩道に、見慣れたたて輪ジャージの人が…なんと、この日フルビワイチをしていたIKEさんに遭遇するという奇跡(^o^)
我々は車道走行だったので大きな声で呼びかけただけでしたが、しっかり気づいてもらえて自分たちも元気が出ました!
湖岸道路からは完全に夜間走行となり、平坦ながらも強烈な横風と右側を通過する車によって、神経はすり減らされます
途中のファミマで脚休めだけして
19時10分、3人揃ってONE TEAMで米原公民館にゴール\(^o^)/
ブルベカードを記入して、フォトコントロールやレシートのチェックもクリアし、無事トータル12時間16分で認定されました
(肝心のご褒美=メダルは、後日発送でした)
今回は冒頭で記したように、クロワッサンさんご夫妻からのお誘いを受けてブルベに初参加しました(^^)
ブルベということで、自分の200km以上のライドとしては初めて第三者が組んだルートを走ったことになります
ルートの半分くらいは暗記して、細かい部分はコマ図を持参したり、スマホのルートラボで対応できるようにしましたが、結局ルートの大半でクロワッサンさんのご主人について行ったので、自分の走り方はノーサポート・自己責任というブルベ本来の趣旨からは外れたものでした(-_-;)
なので今回の自分は、あくまでもコバンザメのようなオマケ…讃えられるべきはクロワッサンさんご夫妻です♪
特にクロワッサンさんは女性ながらも2度目の完走(^o^)
そのタフさ、そして下りの速さには脱帽です!
もちろんご主人のTさんのルート案内と共に、綿密な時間管理もあって、ノートラブルでほぼ予定どおりのゴールタイムとなったので、お2人には大変感謝をしておりますm(_ _)m
たとえブルベの趣旨から外れた走りだったとしても、尊敬する大切な仲間の方々とのONE TEAMでの完走は、かけがえのない素晴らしい思い出となりました!(T_T)
またブルベのルート自体も、滋賀県内でありながら琵琶湖から外れた場所が多く、特に山間では車が少なくて大変走りやすい魅力的なコースでした
最後に…タイトルの「ONE TEAM」の由来である、ラグビーワールドカップ日本代表の準々決勝がゴール後にありました
優勝候補であり前回のリベンジに燃える南アフリカ代表の強さは凄まじく、日本代表は力負けしたものの、今大会の活躍は我々「ニワカ」も盛り上がる素晴らしいものでした(^^)
走行距離…202.8km
(コース設定された約206kmより3km以上少ない…もちろんクロワッサンさんご夫妻は正確な距離で、最近自分のPOLARは獲得標高だけでなく、距離も少なめに記録しているようです)
コースプロフィール風動画です