瞬間最高強度?(*_*)ファミリートラックフェスティバル
10/7…イタリアでは落ち葉のクラシックと呼ばれる「イル・ロンバルディア」が開催された日、日本の片隅でも熱い戦いが繰り広げられていました!
それは…一宮競輪場で開催された「ファミリートラックフェスティバル」です(^o^)
https://www.104cycle.com/race-info/trackfestival2017/
7時開門となっていましたが、早め(6時半頃)に到着して入場(^_^;)
会場の準備、MERIDAの試乗ブースやたて輪のブースが設営中でした
バンクの方は…前日から続く雨の影響でまだウエット(-_-;)
とりあえず、愛車NITRO SLから余分な装備を外して少しでも軽くします
たて輪ブースに秤があったので体重測定(笑)
ペダルやボトルケージ、ライトやポンプのブラケットが付いてこの重量…それらが無いカタログ重量だと8.2kg程でしょうか
ちなみにたて輪店長のSCULTURAは、同じような状態で7.2kg!ディープリムホイールなのに軽い(*_*)
この6800アルテクランクに変えたら-200g以上かな〜
こうして店長と話しながら過ごしていると、お馴染み?のikarugaさん到着(^^)
7時半頃から試走を開始しました♪
バンクは1年ぶりなので、最初は恐る恐る(-_-;)
数周したら感覚が戻ってきて、バンクの上の方に行ったりしながら、クルクルとネズミのように回り続けます(笑)
試走している間にバンクはどんどん乾いていき、試走終了後にはほとんどドライになっていました
ライダーズミーティングを経て最初の競技の1kmTTが始まりますが、去年と違いロードバイクから出走です
(去年は固定ギアバイクが先)
しかも参加申し込み順(自分はNo.5)で1組3名出走なので、組分けは2組目(*_*)
さらにNo.3と4の方が欠席だったので、繰り上げで1組目に(T_T)
かなり焦りましたが、なんとか気を取り直してスタート!
一宮競輪場は1周400mなので2周半
序盤を抑えても最後は必ずタレるので、小細工なしに最初からほぼ全開で飛ばします!
なるべく早く50km/hくらいまで上げ、できるだけ長く速度を維持するのを試みますが、最終周回で脚は完全に終わり\(^o^)/
実況の方からも「いけ!いけ!踏め!踏め!」と激が飛ばされますが、とにかく自分の脚とは思えない重さで、最後は40km/hくらいまで落ちてしまいました(*_*)
タイムは去年よりは良い感触はありますが、目標の1分20秒(平均速度45km/h)にどれだけ近づいたか…後の楽しみにします
ikarugaさんも最終周回はキツそう
たて輪もサポートしている凄い高校生は、やはり走りが違う!
TTが終わった後は、少しだけMERIDAバイクの鑑賞&試乗をします(^^)
本命?のREACTO 6000はサイズが52と、自分には大きめなのでシートポストの長さが(T_T)
(これはちょっと低過ぎ)
このバイクはエアロロードでレーシーな見た目ですが、快適性は高いです!
自分のNITRO SLも快適性が高いとされているバイクですが、さらに上をいく上質な乗り心地です
REACTO 6000はプロが使うのと同じグレードのフレーム(CF4)なので、当然剛性も確保されているはずですが、速度域や強度が低い試乗だとマイルドさが強調されます
どこかのショップのインプレで、SCULTURA(オールラウンド)+旧REACTO(エアロ)+RIDE(エンデュランス)が新型REACTOとありましたが、あながち間違いではないと思います
アルテ&ホイールはそこそこ使えるFulcrum Quattro 35で税抜き449,000円
このカラーが好みの艶ありだったらかなり欲しい(笑)
お次はSCULTURAの最高峰、税抜き120万円のSCULTURA DISC TEAM-Eです
こいつはとにかく軽い!(6.8kg)
ブレーキの引き具合も異次元の軽さ!軽く指1本で通常のブレーキングは可能と思われます
あと、ブラケットがかなり小さくて女性にも握りやすそう
しかしブレーキタッチはやはりキャリパーブレーキとは違って違和感あり
そして車重が軽すぎて怖いという贅沢な悩みも(笑)
(これは慣れの問題…)
MERIDAで選ぶなら、現状ではREACTOがベストバイでしょうね
その後はガールズケイリンの選手のデモンストレーションや、男性の競輪選手も交えた練習風景のデモンストレーションがあり、競輪選手の凄さの一端を感じられました
↑は先行する一般参加者をガールズケイリンの選手が捲るという光景(^_^;)
バイクの後ろについてもがくバイクペーサー練習では、女性でも70km/h、男性だと80km/h出せるそうです!
普段の競輪は観覧席でしか見られませんが、今回のこのイベントではかなり間近で見られて迫力満点(^o^)
この後は準備の間の試走時間を挟み、いよいよ自分たちのケイリンとなりますが…
まだ1kmTTのタイムが出ていないため、またもや参加申し込み順で組み合わせが決まることに(*_*)
(今回は固定ギアバイクが先に出走)
本来ならば1kmTTのタイムが速い順に組み合わせが決まるので、同組のメンバーはある程度は脚が揃った人が集まるはずでした
しかし参加申し込み順だと全く他の人の速さが分かりませんし、とてつもなく速い人と同組になる可能性が(-_-;)
そして自分の組のメンバーは…なんと5人中、店長も含めてたて輪関係者が3人(笑)
しかし他の人からの情報によると、1人とても速い人がいるそう!
(9月に一宮競輪場で行われた関西トラックフェスタで、かなり良いタイムだったとのこと!)
こうしてケイリンの4組目スタート
ケイリンは4周回で行われますが、最初は先導者について一定ペースで周回、3周目の終わりに先導者が外れてからはガチ踏み勝負になります!
先導者がいる間も先導者を抜かなければポジションは自在に変えられるので、地味にポジション争いが勃発(笑)
実況でも「この組は駆け引きが行われています」と言っているのが聞こえてきました(^_^;)
こうして3周目の中盤では3番手あたりにいましたが、先導者が外れるやいなや、例の速い方が飛び出して逃げます!
その方は別次元の速さなので、残りの4人で争う形に
結果はなんとか店長をかわして4位
(踏むのを止めてくれたのかも…)
いや〜、本当は最後にもう一踏みして加速するつもりが、1kmTTの疲れなどでそれどころではない(*_*)
どうせ負けるなら、先行して華々しく散った方が見せ場があったかな(笑)
思い描いていた展開とはかけ離れましたが、こういう短距離スプリントで本気で踏むことはまずないので、とても貴重で楽しい体験でした\(^o^)/
その後の組のikarugaさんは良い感じのポジションでラスト周回を迎えていましたが、 後方からの激しい捲りで抜かれ3位
白熱したレースでカッコよかったです!
こうして自分は参加競技が終了
成績はともかく、とりあえずほぼ出し切った感はありました
この次は競輪の愛知支部所属の選手による模擬レースでした
9人出走で1着を当てると景品がもらえるそう(^^)
出走前には選手の顔見せ&自己紹介
自分は若さとルックスの良さで1番の愛敬選手にしました
この愛敬選手、なんとなくアンドレ・グライペルに似ているとikarugaさんと話していました(笑)
(グライペル参考画像)
いよいよ出走
去年もそうでしたが、ほぼガチの本気レース!
しかも先のデモンストレーションと同様、普段の競輪では見ることのない至近距離で観戦でき、デモンストレーション以上の迫力&スピード感!!
愛敬選手は終盤まで良いポジションにつけていましたが、1着は9番の服部選手でした
ikarugaさんは着順を当てて、MERIDAのドアマットをゲットしました(^_^)
お次はメリー・モア・クロウという競技
別名レボリューション・ロンゲスト・ラップですが、それにしても全く聞き慣れない競技です(^_^;)
ルールとしては、バンクを緩く1周し、最終コーナーを過ぎてからスタートラインまでの区間で停止、合図があるまでスタンディング(バックやUターン禁止)をし続けます
その間に足を着いたりスタートラインを超えてしまったら失格、合図があったらバンク1周を走って1着を目指すという謎競技です(笑)
まずは固定ギアバイクから開始
たて輪サポートの高校生も参加し、スプリントで1位に!
(その前のケイリンでも1位でした!)
自分はスタンディングなんぞ普段からしないので出ませんが、スタンディングが得意のikarugaさんは参加♪
スタンディング時はスタートライン近くのなかなかの良い位置
合図が出るのはだいたい3分位が目安ですが、それよりも早めに合図が出てバンク疾走開始!
ikarugaさんは先行の選手にツキイチでかなり良いポジション!
しかし、最終コーナーを抜けてからまたもや第三の刺客が現れて惜しくも3位!
今回も熱いレースを見せてもらいました!
最後の競技はこれまでとはガラっと毛色が変わり、シクロクロス
バンクとインフィールドの芝を利用して特設コースが造ってあります
組分けは初級(10分間)・中級(20分間)・上級(30分間)の3レース
初級クラスにはたて輪店長が参加されました(^^)
MTBでの参加なので、どうしてもバンク内は不利…しかしフィールド内はバイクコントロールが上手いのでかなり速く、ずっと先頭集団の3人の中で走られていました!
最後はゴールスプリントで2位ゲット\(^o^)/
次の中級クラスからは、普段東海シクロクロスに参加している人もみえて、ぐっとレベルが上がります
それにしても…皆さんトラック競技でも全力で走っているのに、さらにこのシクロクロスの強度で走られているのが凄い(*_*)
TTとケイリンで終わった自分とは体力が段違いです!
参加者が1番多かった中級クラスも熱い戦いで盛り上がり、最後の上級クラスへ
2レースが終わった後なので、フィールド内の路面状況は悪化
それでも少数精鋭の上級クラスの人たちはテクニカルかつ、パワフルに駆け抜けていきます!
そしてバンクでもかなりのスピード!
トラック競技をやってからこれを30分間続けるなんて((((;゚Д゚))))
本当に皆さん凄い!
パンクをして悔しがる選手に観戦中の仲間の人が「バイクならあるぞ!!」と、代わりのバイクを差し出すという胸熱な展開も!
中級と上級クラスは共に1位の人が抜け出して単独ゴールでしたが、2人共ガッツポーズがカッコよかったし、ゴール前の熱い声援も素敵でした(^o^)
こうして参加するのも見るのも楽しくて熱いイベントは終わりとなりました
(秋の自転車大運動会って感じでした)
しかし最後に残念なお知らせが…1kmTTのタイムはトラブルで計測できていなかったとのこと(T_T)
トラブルは何事にも付き物なので仕方がありません
帰宅後にPOLAR(サイコン)のログを解析してみたら、1kmTTのタイムは1分23秒〜24秒くらいでした
(平均速度は約43km/h)
1周する前に50km/hくらいまで上がり、その後の1周近くは46〜7km/hくらいをキープできていましたが、やはり最後の半周は盛大にタレまくったようで、ゴール時には40km/hをキープするのがやっとな感じでした…
競輪場のバンクという普段は走ることのない場所で、参加者は強者揃いのガチイベントでしたが、前週のお別れライドに引き続き、自分の弱さが浮き彫りにされる良い体験ができました!
正直…今回も悔しいです(-_-;)
しかも自分、1kmTTとケイリンしか出ていないのに…瞬間的な速度(出力)はともかく、それの維持と高強度を経た後のリカバリー能力が根本的に欠けています
こりゃ1から鍛え直しだ\(^o^)/
来年の開催は未定ですが、開催されるなら必ず出たいイベントです!
関係者の皆様、大変素敵なイベントありがとうございましたm(_ _)m
さて…実はNITRO SLに乗り出してから、初の雨天ライドでした
(雨天時は極力走りたくない…)
バイクもホイールのリムもかなり汚れたので、翌日は念入りにクリーニングメンテをしました
メンテといえば、ここ最近はチェーンオイルをAZのBlc-004(ロードレースSP)というものに変えました
(参考画像)
以前は定番?のWAKO'Sのチェーンルブを使用していました
それに比べると静粛性があり、ペダリングが柔らかく感じて気持ちが良いです
(個人の感想です)
潤滑性能(回転性)は同程度で、オイル持ちはロードレースSPの方が短めの300〜400kmくらいかと思われます(走行状況によって変わります)
巷には倍以上の持ちを謳うオイルもあるようですが、オイル塗布は好きなので個人的には必要性は全く感じません(笑)
あと…チェーン洗浄したのに、またすぐにチェーンが汚れてしまうということがあるかもしれませんが、チェーン洗浄と同時にチェーンリングとリアディレイラーのプーリーも清掃しないと、せっかく綺麗にしたチェーンに汚れが再付着しちゃいます(^_^;)
特にプーリーの汚れを放置しておくと、ヘドロのような汚れの溜まり方になります(*_*)
(オイル粘度の違いによる付着性の差異もあります)
そして今回のファミリートラックフェスティバルにはこいつ(試供品でもらった1番小さいもの)を初めて塗布
(参考画像)
名前が「BANK」というだけあって、競輪選手との共同開発だそうです
これはロードレースSPの特徴にプラスして、回転性は確実に上がりました
(同ギアでの3本ローラーの感覚が明らかに違いました!)
ただ、ネットの情報でもありましたが、塗布後はほぼ無臭なのに、負荷をかけて回した後には焼き付いたような臭いがします(-_-;)
今回のファミリートラックフェスティバルに多少は寄与したかと思いますが、洗浄後は持ちが良いロードレースSPに戻しました(^_^;)
走行距離…39.2km
一宮競輪場への自走往復が約14kmなので、
バンク(1周400m)は60周くらいした感じ(笑)