岐路
9/2は休養明けで久しぶりのライドでした…
2週間以上ライドしなかったのは、ちょうど4年前に鎖骨骨折した時以来かもしれません(*_*)
お盆を過ぎてからずっとすっきりしない天気が続いていますが、それでも猛暑日が無くなったのはありがたい(^_^;)
今回の行き先も7月に続いてお馴染みすぎる敦賀方面なので、ルートについては端折っていきます(笑)
早朝はとても涼しくて快適♪
伊吹山付近では雨でしょうか?
先日の「マツコの知らない世界」で紹介された旧賤ヶ岳トンネルを抜け
いつもの琵琶湖の景色
ここは今年4回目ですが、スッキリ晴れていたのは1度だけ(-_-;)
余談ですが、マツコの知らない世界では旧北陸本線トンネル群も紹介されており、5月の福井ライドではその両方を通過したことになります(^^)
1年越しの福井ライド\(^o^)/ - 坂って美味しいの(・・?
そんなこんなで強度を抑えながら、今回もR8で福井入り
このルートでの福井入りは通算9回目、今年だけでも5回目となりました(^_^;)
マッタリ強度ながらもペースはなかなか良い感じ…しかし雨が降ってきました(*_*)
幸いにして平和堂の辺りからはアーケード街となっているので、屋根の下へ避難します
9/1から敦賀まつり(氣比神宮例祭)が開催されており、屋台が沢山あって山車も出ていました
普段平日に敦賀へ来ると閑散としていますが、失礼ながら賑わう敦賀市街を初めて見た気がします(^_^;)
今回は慣れた敦賀でも、少しは違う場所に行こうと思い
まずは敦賀市博物館へ
ここは昭和2年(1927年)に建てられた旧大和田銀行本店の建物を博物館とした場所で、当時は北陸初のエレベーターがあったそうです
入館には300円かかるので…ごめんなさい、パスです(笑)
次は博物館のすぐ近くにあるここ
ここは敦賀の晴明神社で、安倍晴明は70代の頃は敦賀で過ごしたそうです
安倍晴明が祈念に使った石があるそうですが、見学は予約制でした(^_^;)
ちなみに安倍晴明は84歳まで生きられたそうで、あの頃(平安時代)としてはかなりの長寿だったと思います!
だんだん雨も強くなってきたので、屋根伝いに進み
その向かいには赤レンガ倉庫があり、敦賀訪問9回目にして、初めて中へ入ってみます(笑)
ここは紐育(ニューヨーク)スタンダード石油会社というアメリカの企業によって、明治38年(1905年)に建てられた元石油貯蔵庫です
敦賀は安倍晴明がいた平安時代には日宋貿易の拠点の1つであり、沿岸部…特に朝鮮半島や中国大陸に近い日本海側がより発展したのは頷けますし、明治時代以降はロシアとの貿易を中心に栄え、杉原千畝の発給したビザで、約6千人のユダヤ人難民がシベリア鉄道からウラジオストク経由で敦賀へ上陸したという歴史もあるそうです
中はこんな感じで
カフェ等があります
10時くらいから降り始めた雨は、まだ1時間くらい降りそうなので
目的のこのお店
の開店11時まで、赤レンガ倉庫内で待つことにします
赤レンガ倉庫にはジオラマ館という、明治時代〜昭和初期のノスタルジックな雰囲気を味わえる場所がありますが
ここも入館には400円かかるので…ごめんなさい、またパスです(笑)
イスがある自販機スペース近くで過ごし、11時になったら即入店!
数あるメニューの中から
うずらの卵と共にいただくカニ味噌は濃厚ですし、出発前の朝食以来6時間ぶりの食事なので、その美味しさは倍増です!(^o^)
雨宿りを含めて2時間近く敦賀に滞在しました…最短で15分という時もあったので、自分としてはかなり長い方でした(笑)
お祭りで封鎖された氣比神宮前を通過し
雨も止んだので帰路に就きますが、雨上がりなのにちっとも涼しくならず、気温27〜8℃でも蒸し暑い(-_-;)
そんな中を上り基調のR8で滋賀県へ戻り
各所で休憩しつつ
(真ん中の大人なガリガリ君・巨峰は果汁44%で濃厚!スーパーでは77円で売っていたので、買い占めて毎日食べたいくらい♪)
帰路もマイペースで進み、たて輪ゴール(^^)
今回のご褒美?ドリンクはいつものペプシではなく、炭酸水では1番好きな天然水スパークリングのレモンでした
たて輪にはこんなホイールが
これはグストが出している45mmハイトのカーボンクリンチャーホイールですが、そのお値段は128,000円!
しかもちょっと怪しい、INNOVA(イノーバ)というブランドのタイヤ付きです(^_^;)
チューブラー版はレースでも使われているので、コスパの良いこのカーボンクリンチャーホイールもお買い得なのかな〜?
今回、久しぶりのライドなのでペダリングを忘れていると思いきや…そんなことは全く無く、むしろ感覚が研ぎ澄まされて入力ポイントを鮮明に感じられ、スーパーフィートのインソールを入れて初めて乗った時のような好感触でした(^^)
かえって頻繁に乗っているときの方が、ペダリングが雑になってしまう感も!
変に風の影響が無かったせいもありますが、終始抑え気味で走っていたにも関わらず、この敦賀往復ルートで2番目に速いアベレージ速度でした!(サイコン25.8km/h・ストラバ25.1km/h)
自転車のペダリングは動作的には単純なので、1度体得してしまえばその再現性は損なわれず、バイク自体やバイクセッティングが大きく変わらない限り、そうそう忘れるものじゃありませんね
もし久々に乗って違和感があるとしたら、ペダリング自体を忘れたのではなく、ペダリングに必要な筋肉が馴染んでいないだけだと思います
ただ、季節が大きく変わると同じバイク(セッティング)でもペダリングは変わる気がします…
さて、ここからがある意味本題です
今回久しぶりのライドになったのは、前回のブログで記したように理由がありまして、改めて経過を記すと…
8/18のたて輪サイクリング翌日、著しい体調不良に襲われました
思えば5月の絶不調時も同じような状態だったので、これはアカン!と8/20に検査
↓
8/30まで日常生活を超える運動は禁止で様子見
↓
8/30に再検査という流れ
とりあえず厄介な病気は否定されたものの、ある数値に関しては決して状態が良いわけではないので、ひとまず今後は月1の受診で経過観察となりました
ということで、今回は現状のコンディションで最大限どこまでできるか、そして今後に向けての試金石的な意味を込めて、不退転の覚悟で臨みました
不退転の覚悟というのは、ライド中だったりライド翌日以降に異変があった場合、今後ロングライドはもうしないという意味です
最後になるかもしれない目的地としては申し分ない場所なので、ライド先は自分のロングライドの原点でもある敦賀となった次第です
今回はライド中もライド後も大丈夫でしたが、自分への忖度無しで冷静に客観的な判断してみると、休養明けなのを差し引いてもやはり本調子からは程遠く、これくらいのライドが精一杯
5月の300kmライド×2回みたいなことはかなり困難ですし、それに向けての走り込みだったり、リカバリーの為の過剰なたんぱく質摂取は、今後のことを考えると完全にアウト!
無理をすると、ロードレースでもお馴染み?ガチ中のガチのドーピング薬「EPO(エリスロポエチン)」の適用となるかもしれません(笑)
そして休養期間中は、今後運動禁止だったり運動制限がかかるかもしれないと思い、この先どうしていこうか…と妄想していました(^_^;)
仮に運動制限が有酸素運動領域でMAX5時間くらいまでだとしたら、せいぜい平坦中心の100kmが限界…これに自分が我慢できるかと問われたら、いくら楽するのが好きな自分でも我慢できないと思います(笑)
たとえ自分の体力を使わないにしても、人車一体となれる乗り物で遠くへ行くのはやめられないので、今回もこれや
(クロスカブ・くまモンバージョン♪)
これの導入を想像していました
(スヴァルトピレン401)
特にクロスカブなんて、頻繁にユーザーのYouTube動画を観て盛り上がったり(^o^)
あと、海外で発表されたスクータータイプの大変素敵なアドベンチャーバイク
(ADV150)
さらに手軽なサイズのネオクラシック
(XSR155)
なんかも魅力的です
正直今の段階では、今後どうする(どうなる)か結論は出ていません…それでもこの先の自転車活動に関して岐路となるような、重要で思い出深い1日でした
走行距離…201.2km
コースプロフィール風動画です