昨秋の忘れもの
10月最初のライドとなった10/6は、また福井へ(^_^;)
気温は下がりました…しかし完全に行きは向かい風覚悟です(*_*)
いつものルートですが、日曜朝の大垣市内は全然車がいなくて走りやすい♪
平日の1/10以下でしょうか
琵琶湖や敦賀へ行く時、何度も通っているR21とR365を結ぶ県道551号線では、初めて伊吹山と新幹線のコラボが撮れました(^o^)
最初の補給は木之本IC付近のセブンイレブンにて
これはコカ・コーラが出したゼリー飲料で、アミノ酸のアラニン配合なので、アミノバイタルパーフェクトエネルギー(赤のパッケージ)のような、持久系のエネルギー補給用です
今回はいつものように木之本からR8へは進まず、R365へ
琵琶湖も余呉湖も見ることなく(笑)
ひたすら北上!
ここまでずっと向かい風で、木之本までのアベレージは普段と比べてマイナス2km/h以上でしたが、ここから20km以上は上り基調の向かい風(-_-;)
自分の中では「風」に関してこんな感じの公式(あくまでも体感上で…)が存在します
【正面からの向かい風の風速(m/s)÷3=斜度(%)】
例えば風速3m/sの風が真正面から吹いていたら、斜度1%分に相当(坂なら上乗せ)という感じです
この日の風は朝の時点で4〜5mだったので、常時1%以上は上乗せされていました(T_T)
なので、いつも以上にエンジン付きバイクが恨め…羨ましい(^_^;)
この日はバイクも車も旧車が多く走っていました
滋賀県側では暫くの間、北陸自動車道と並走するので変な感じです
基本的に車やバイクの交通量は少ないので安全ではありますが、向かい風の上りは大いに気が滅入るので
(オールソールドアウトで盛況だったUSツアーにちなみ、アメコミ調)
↑の「endless Story」も入った、12/11発売の新アルバム「CONQUEROR 」が楽しみ(*^^*)
進んでいくとお仲間♪
少し斜度が上がり、閉鎖されている旧R365(椿坂峠)が見えると
椿坂トンネルへ
このトンネルは約1.8kmで、ソフトポールで区切られた対向2車線のトンネルです
滋賀県側からは上り基調なので、自身の安全だけでなく、後方からの車にストレスを与えないためにも、柵がなくて狭いですが歩道を進むのが望ましいです
トンネルを抜けると少しだけ下り区間があってまた上り…
曇りがちな天候もあって、暑がりの自分でも夏ウェアでは寒いくらいでした(*_*)
ピークから福井県側に下り、この日の目的地はここ
この時に見かけた「板取の宿」を帰宅後に調べたら、大変魅力的な場所だったので、今回リトライした次第
前回「公共の宿泊施設」と勘違いした板取の宿は、かつての宿場跡です
入り口から趣のある石畳が続き
日曜日なのに自分以外の気配はなく、少し怖いくらい(^_^;)
(謎の石積み…)
それでも街灯以外は変に現代化(観光地化)されていないので、当時の感じが残った茅葺き屋根の雰囲気が素晴らしい!
石畳を上りながら先へ進むと
関所跡となり、櫓があります
ここはかつての越前国の入り口となる場所で、出入国を取り締まっていた重要な所だったようです
関所跡を抜けると板取の宿は終わり、先ほど走ってきたR365が眼下に見え
さらに上る一般道は、今庄365というスキー場に繋がっています
途中には手入れされた畑があったり、福井ナンバーの車が何台か停まっていましたが、家屋に人の気配はありませんでした…
R365側の入り口近くでは、こんな立派なお屋敷が廃屋となっており
常時人が住んでいる場所ではないようです
有名な宿場と比べると規模はかなり小さいものの、その古に近い雰囲気は前回の深坂古道同様、タイムスリップしたような気分にさせられる素敵な場所でした(^o^)
板取の宿を後にして、決めていたランチ場所へ向かいます
板取の宿からすぐ近くで、Googleマップを見るとこの脇道へ入るようですが、本当にあるのかな〜?
しかし脇道に入って間もなく、お店発見!
情報では11時半からの営業でしたが、10分前に到着した時点で営業していました
ここは「そば処 板取宿」というお店で、民宿もやっているようです
名水手打ち十割そば処・今庄365スキー民宿 板取宿(いたどりしゅく)
そば屋としては金曜日〜月曜日が営業日で、この日はすでに多くの来訪者がありました
そばは全て手打ちの十割そばで、なかなかのお値段(^_^;)
そばを中心に色々メニューがある中
「板取セット」という、おろしそばにそばの実入りご飯、とろろがセットになったメニューにしました
十割そばは久々にいただきます…自分の中での十割そばの印象は「表面がザラッとして太く短い麺」でしたが、このお店の十割そばは二八そばに近い見た目で、そばの風味とコシもあって美味しい♪
新そばではないものの、こだわりのそばのようです
とろろはそばの実入りご飯と一緒にいただき、これまたシンプルに旨い(^^)
お店を出たら、憧れ?のクロスカブ110とNITRO SLとがツーショット状態でした(笑)
お店から脇道を北上すると
すぐにR8へ合流
そば屋があった脇道周辺は下板取という昔の集落で、板取の宿は上板取になります
(この周辺の現在の地名は南越前町板取)
またここに幟があると営業している証で、そばが売り切れ次第営業終了のようです
前回はR365をもう少し北上して今庄宿まで行きましたが、今回はここで折り返して帰路に就きます
上り基調を進み
R476への分岐から栃ノ木峠がスタート
福井県側から上る栃ノ木峠は、約4km・平均斜度は約5%で、福井県側の方が峠らしい雰囲気です
15分ほどで通過し
晴れ間が出ていたので、県境の見晴らしの良い場所で再度撮影(^^)
滋賀県内に入ると
待望の下り基調、しかも追い風\(^o^)/
栃ノ木峠を越えて22km/h以下まで下がったアベレージは、どれだけ回復するでしょうか
ちなみにこのR365は余呉湖の少し北から自販機もなくなり、自販機があるのは県境付近の余呉高原リゾートくらいで
あとは県境から少し滋賀県寄りにある「小峠の冷水」という水場が、大変貴重となります!
交通量が少なくて路面状況も良いR365の下り区間は、自分の中ではやはりNo.1の気持ち良さ♪
八百津のR418も気持ち良く下れますが。あそこはなんとなく路面の縦溝が気になります(-_-;)
椿坂トンネル通過後はさらに気持ち良く下り
行きでは余裕がなくてあまり見られなかった景色も堪能
県境から20km少々進んで木之本ICへ
アベレージは23km/h以上に回復しました(^^)
この後も追い風に乗って気分良く進み、いつもの場所で休憩
(ここまでタンパク質を摂っていなかった…)
柿とコスモスが秋を感じさせます♪
安八町に入ったところで、南から合流した青ジャージの人が…
愛三工業レーシングチームの選手!?
確か愛三の選手はモリコロエンデューロで先導しているはずだし…と思いましたが、バイクは愛三ブルーのDE ROSA SKピニンファリーナなので、コスプレの人ではなさそうです(笑)
この選手、交差点で合流した際は歩道を走っていたので、自ずと車道を走っている自分がパスする形になりました
その後、いつの間にか背後に選手という状況に(笑)
選手の人はなんとも思っていないでしょうが、コチラとしては妙にプレッシャーがかかります(^_^;)
墨俣一夜城が見える長良大橋を通過し、その先の信号で停止した時に聞くと、やはり愛三の選手で、その際に見た顔は恐らく草場啓吾選手でした
彼はトラックでも活躍するスピードマンで、夏にはNIPPOヴィーニファンティーニへトレーニー(研修生)として派遣された期待の若手
NIPPOが石上優大、草場啓吾とトレーニー契約締結 サイクルスポーツのニュース | サイクルスポーツ.jp
同じくトレーニーだった石上優大選手は、NIPPOがスポンサーとなるフランスのプロコン、デルコマルセイユ入りとなりました!
石上優大が来季フランスのデルコ・マルセイユプロヴァンスへ移籍|サイクルスポーツがお届けするスポーツ自転車総合情報サイト|cyclesports.jp
信号交差点で自分は東へ、彼は北へ向かって別れましたが、なかなか貴重な体験ができました♪
最後はいつものたて輪ゴール
この日はTHOMPSONの試乗会がありましたが、既に撤収済…しかし臨時出店のクレープ屋さんはまだみえました(^^)
今回のライド翌日は、最近の定番「ヘロヘロフラフラ」でした(T_T)
5月は300kmライドを2回やっても全然大丈夫だったのに、わずか5ヶ月でこの状態…自分で限界を作るのはダメですが、今の体調だと本当に200kmがリミットになった感があります(-_-;)
この先5ヶ月でさらに劣化してしまうのではないかと、正直今は不安です
走行距離…201km
コースプロフィール風動画です